2009 |
10,10 |
«依存症の深さ»
この前は、依存症の男女の差を書いたが
今日は、依存症の深さについて書いてみよう。
依存症の浅さ深さとか、人によっていろいろあるよね。
そのものさしとか、基準がないので自分はどのぐらいの依存症なんだろう・・・って思う。
簡単に浅さ深さを見分けるのが、「借金」
「借金」をしてまでも、パチンコをしてしまうのは、かなり重症
「貯金を使い果たしてしまう」「家計費を使ってしまう」のは、中度
「余ったお金があったら使ってしまう」のは、軽度といえよう。
時間にすると「約束を破ったり、会社をずる休み、子供のお迎えに遅れる、家事をしない」 これは、重度といえるだろう。
しなくてはいけない事ができなくなってしまうのだ。
「子供を預けて行く、暇ができたらいつも行ってしまう」 これは、中度だど思う。
「週1・2回程度ですむ」のは、軽度です。
軽度・中度の人の禁は、ある程度頑張れば、数回程度のリバウンドで禁は達成できるかもしれない。
問題は、重度の依存症の場合です。
止めなきゃいけないと解ってても何度も何度もリバウンドを繰り返してしまう。
これは私の自論なんだけど、
5年かかってなった依存症は、5年かからないと克服できない。
だから10年パチンコをしてたのなら、10年かかるのを覚悟しなくてはいけない。
ただし、10年リバウンドを繰り返すという意味ではありません。
10年は、気を引き締めるべき!と思うのです。
20年来の依存症なら、決意してすぐに依存症を解決できるわけがない。
リバウンドを認めている訳ではないが、
数回・・・もしくは、10回程度のリバウンドで簡単にあきらめたりして欲しくない。
10回だろうが、20回だろうが、立ち直ろうという気持ちを持ち続ければ
絶対に、依存症は克服できる。
ここで、間違えてはいけないのが、治るわけではないのだ。
あくまで克服です。
一度依存症になった体は、パチに対する耐性ができてしまうのだ。
だから、たとえパチンコに行かなくなって10年経ったとしても
以前は5年かかってなってしまった依存も1週間もしないうちに元通りになってしまう。
そしてより深い依存症になってしまう。
あげくのはてに、死を望んでしまう程に・・・
深い依存症のリバウンドで悩んでいる貴方
まずは、自分を愛する事。そして、あきらめない勇気を持つ事です。