«依存症の治療»

重度の患者が入院して行う依存症の治療というと
１・病気を認識させる
２・セラピーや、ミーティングなどを行う
３・スポーツなどをする
・・・という話を聞いた。

一番効果があるのが
依存症になってしまった事で、どんな問題が生じたのかを
毎日紙に書かせるというものらしい。

つまり、「借金ができた」　「家族関係が悪くなった」　「会社での立場が悪くなった」　「家事や子供の世話ができなくなった」　「ウツになった」・・・などなどである。

つまり、それを解決するには、パチンコを止めるしか方法がない。
・・・と言うことを理解するからだ。

退院の時には、３つの約束をする。
１・財布の中には３千円以上入れない
２・パチンコ屋さんの前は通らない
３・自助サークルに週一回は通う

そうして退院した後でも、リバウンドする場合もあるという。

依存症を完全に克服するには、治療・退院しても完全に治るわけではないという自覚と、立ち直ろうという強い意志が必要なのです。